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(令和5年度修士課程・博士課程前期進学予定者対象)日本学生支援機構第一種奨学金返還免除内定制度の導入について

制度概要

 大学院では、日本学生支援機構第一種奨学金の貸与を受けた学生が、奨学金の貸与期間中に特に優れた業績を挙げたと認められる場合には、貸与期間終了時において貸与奨学金の全額又は半額の返還が免除される、返還免除制度があります。
 このたび、修士課程(博士課程前期)へ進学を予定している学部生等を対象に、修学に係る経済的不安を早期に解消し、進学へのインセンティブを高めることを目的に返還免除内定制度が創設されました。

(参考)日本学生支援機構第一種奨学金特に優れた業績による返還免除制度について

(参考)修士課程返還免除内定制度について

対象者

令和5年度に福岡大学大学院修士課程(博士課程前期)への進学を希望し、以下のすべてを満たす者。

  • 大学学部等において修学支援新制度(旧給付奨学金を含む。)を利用していること(※1)又は住民税非課税世帯であること(※2)が申請時に福岡大学大学院で確認できること。

※1)本内定制度申請及び推薦時点で、家計基準に基づく支援区分見直しにより、奨学生の身分が「停止中の者」は対象外です。ただし、家計基準のうち「所得(支給額算定基準額)は基準内であるが資産額のみ基準外で停止となっている者」は対象となります。
※2)学生本人及び生計維持者(父母がいる場合は原則父母2名)の所得証明書等により全員の住民税所得割額が非課税であることを確認してください。

  • 特定分野(「科学技術イノベーション創出に寄与する分野(情報・AI、量子、マテリアル等)」又は「大学の強みや地域の強み等を生かした分野」)への進学を希望していること。

※本学では、全ての研究科・専攻を対象に募集を行います。

  • 将来、前項目に記載の特定分野における研究能力又は高度の専門性を要する職業等に必要な能力を備えて活動することができると認められる者。

 

  • 本学大学院に入学後、第一種奨学金を貸与予定の者(留学生除く。ただし、外国籍の学生でも「法定特別永住者」「永住者」「定住者」等、在留資格によっては対象となる場合があります。)

※本返還免除内定制度の対象者と第一種奨学金の申込資格は異なります。事前に第一種奨学金の申込資格をご確認ください。

(参考)日本学生支援機構第一種奨学金について

推薦人数

福岡大学大学院から日本学生支援機構への推薦可能数は以下のとおりです。

特定分野 基本枠 追加枠
科学技術イノベーション 2 2
大学・地域の強み 2 1

※大学から推薦された場合、日本学生支援機構における選考を経て返還免除内定者として認定されます。大学から推薦された場合でも、必ず内定者として認定されるわけではありません。

申請期間

令和5年1月16日(月)~1月31日(火)予定

※土日を除く

※飛び級入試受験者のみ令和5年2月9日(木)まで

申請方法

令和5年1月5日頃に本ホームページにて募集案内を公開予定です。

注意事項

  • 本制度への申請者は、別途第一種奨学金の申請を行う必要があります。
  • 入学決定前の春季入試受験者も申請が可能です。ただし、複数の大学院に申請することはできません。また、申請した大学院と別の大学院に入学した場合は、内定者として決定していてもその効力は失われることとなります。
  • 本制度に申請し、内定者として認定された場合でも、奨学金貸与終了時に改めて返還免除申請手続きが必要です。
  • 本制度に申請し、内定者として認定された場合、進級時に内定者として相応しい成績を修めているかを評価する「中間評価」が行われます。評価により学業成績不振と判断された場合は、内定を取り消される場合があります。
  • 本制度で内定者とならなかった又は申請しなかった場合でも、奨学金貸与終了時に返還免除制度に申請することは可能です。

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